展覧会種類: Life展

まなざしのゆくえ

―― まなざしの先にあるもの

その場に内在するイメージを鮮やかに掘り起し、繊細な感覚と壮大なスケールを併せ持つインスタレーションに取り組んできた大巻伸嗣が、ちひろ美術館・東京の空間全体をつかって、いわさきちひろの絵の世界を旅するような体験をうみだす展覧会。今までにない新たな視点から「生きる力」を喚起する。

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あそぶ

子どもはあそびながら、さまざまなことを体験し、体全体で世界を知覚していく。plaplax(プラプラックス)は、いわさきちひろが描いたあそぶ子どもたちの絵とともに、「あそぶ」をテーマに参加型の作品を展示。絵のなかに入ってあそぶ映像作品や、絵を見るための遊具を通して、ちひろの世界を体感する。

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子どものへや

いわさきちひろは子どもの居場所をどのように描いたのでしょう。トラフ建築設計事務所は、ちひろの絵のなかの子どもたちがかぶっている「帽子」に着目しました。つば広帽子、毛糸の帽子、とんがり帽子……、さまざまな帽子が描かれています。子どもにとって“帽子”とは、まわりの環境から自分を守ってくれる小さなへやなのかもしれません。 トラフ建築設計事務所が、ちひろの描く夏の子どもの麦わら帽子から発想し、帽子型の「子どものへや」をつくります。

特別協賛:

協賛:
福永紙工株式会社 三和化工株式会社 株式会社ニコン 

■イベント情報
ちひろとコラボレーション 帽子を描こう
【日時】2018年7月21日(土)~9月25日(火)
【会場】安曇野ちひろ美術館
【参加費】無料(入館料のみ)
【申込み】不要

あそぶ

子どもはあそびながら、さまざまなことを体験し、体全体で世界を知覚していく。plaplax(プラプラックス)は、いわさきちひろが描いたあそぶ子どもたちの絵とともに、「あそぶ」をテーマに参加型の作品を展示。絵のなかに入ってあそぶ映像作品や、絵を見るための遊具を通して、ちひろの世界を体感する。

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みんないきてる

― いきてるってなんだろう
詩人の谷川俊太郎は、16歳のときから詩を書き始め、対象の本質をするどく作品に取り入れるその力には圧倒的なものがあります。今までに書かれた膨大な数の詩には森羅万象が含まれ、無限の広がりが感じられます。
一方で、いわさきちひろの絵には子どもや草花、小鳥など、身近にある小さないのちの愛しさ、尊さがうたわれています。
異なる個性を持つ谷川の詩とちひろの絵とを組み合わせ、あらゆるものに息づくいのち、たえず変化していく宇宙に耳をかたむけます。

― いわさきちひろと谷川俊太郎のコラボレーションに参加しよう! 新作詩発表!

9月29日から11月11日まで、安曇野ちひろ美術館内とホームページ上で「展覧会をみて、あなたのなかにうかんだことばをひとつ、書いてください!」と呼びかけをし、2歳から85歳まで434名の方からことばを寄せていただきました。応募してくださったみなさん、ありがとうございました。

みなさんから募った「ことば」をもとにつくった谷川俊太郎の新作詩。発表です。

谷川俊太郎の新作詩

日本語の詩とともに、英語版も公開しました。

 

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株式会社ニコン

 

作家で、母で つくるそだてる

家族にまつわる記憶や関係性を手がかりに、自身のライフヒストリーや社会の陰に隠れてきた女性の創造性に光をあてる作品を制作してきた長島有里枝。その視点は画家であり母であったいわさきちひろの作品と響きあう。女性に課せられる規範と折り合いをつけながら表現を行うふたりの生き方が交差する。

※本展では映像作品(所要時間1時間24分)の上映も含まれます。すべてをご覧になる場合は時間の余裕をもってお越しください。

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ひろしま

1945年8月6日に原爆で被爆した人たちの遺品から肌身に直接触れたものを中心に選び、撮影し続けている石内都。一方、いわさきちひろは広島の原爆で被爆した子どもたちの作文に絵をつけた本『わたしがちいさかったときに』を手がけている。ふたりの女性芸術家がとらえた「ひろしま」を起点とした作品が共鳴する。

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着るをたのしむ

いわさきちひろは、おしゃれ心を大切にした女性だった。spoken words project(スポークンワーズプロジェクト)は、ちひろのセンスに着目し、その作品イメージから新たな作品としての生地や服をつくる。巧みな線や水彩の技術、強くしなやかな女性としての生き方――。いわさきちひろの世界観が、現代のファッションとして蘇る。

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